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ゲームオブスローンズが面白い!ハマり過ぎて睡眠時間が足りない件

 

どうも、もぐらです。

 

いきなりなんですがゲームオブスローンズにめちゃくそハマっています。

 

「こんな面白くていいの?」って感じです。さすが2年連続エミー賞を受賞しているだけのことはある。エミー賞がどれだけ凄いのかは存じ上げませんけど。

 

そこで今回はこんな面白い作品をまだ見たことがない、もしくは知らないという可哀そうな人達に向けてGOTの魅力をこれでもかとお伝えしていこうと思います。

 

あらすじ(どんな話か)

 

一応どんな話なのか説明を。

 

ゲーム・オブ・スローンズ』(原題:Game of Thrones)は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたHBOのテレビドラマシリーズ。中世ヨーロッパに類似するがドラゴンや魔法が存在する架空の世界において、多くの登場人物が入り乱れる群像劇である。北アイルランドマルタクロアチアアイスランドモロッコスコットランドアメリカ合衆国スペインで撮影されている。2011年春から放送が始まり、最新の第7シーズンは、7エピソードで2017年7月16日から放送された。HBOは2019年に放送される、6エピソードのシーズン8でシリーズを完結させると公式に発表した(wikipediaより)

 

ゲームオブスローンズがどんな作品なのかを一言で言い表すのは正直難しい。

 

説明するとか言っといて申し訳ないのですが、この作品は色んなテーマが詰まっていて簡略化した言葉に置き換えることが出来ないのです。

 

アクションあり、知略を巡らせた駆け引きあり、残虐シーンあり、お色気ありと扱っているテーマが幅広く、単純なSF作品とは言えない。

 

そのせいか何なのか作品は非常に重厚で奥深い仕上がりになっています。

 

ただこれだけじゃ何も言ってないのと同じなので、知らない方のためにストーリーの流れだけでも伝えようとするなら、大筋としては、鉄の玉座と呼ばれる支配階級のトップを色んな家系が奪い合うというストーリーになっています。

 

主要な家系はいくつかあって、物語はその家系の人間を中心に進められていきます。ただ視点が固定されていないため主人公と言える主人公はなく、誰がどうなるのかが全く読めずハラハラワクワクの連続です。

 

ストーリーはとりあえずこんな感じかな。

 

で、下記からはゲームオブスローンズがなぜこんなにも面白く、なぜこんなにも世界中で人気を博しているのかについて掘り下げていこうかなと。

 

※ネタばれなし

 

 GOTの魅力を語りつくしてみる

スケールがでかい

 

まず何と言ってもGOTはスケールがでかい。

 

エキストラの人数も桁違いに多いですし、セットにもお金をかけているのがよく分かる。テレビドラマという括りであるにもかかわらず、作品としての完成度がめちゃくちゃ高い。

 

それに加えて、細部に至るまでいい物を作りたいという制作陣のこだわりが感じられ、非常に見ごたえがあります。

 

確か、作中で登場する唯一の日本人の福島リラさんがインタビューで答えていたのですけど、セットではあまり重要ではないシーンも一からちゃんと作っているそうで。それを現場で見た福島さんは驚いたらしい。

 

また作中で登場するドスラク人が話す言語(ヴァリリア語)も、適当な言葉をつなぎあわせたものではなく、言語学者が作品のためにわざわざ作った言葉なんだとか。

 

それくらいこだわりをもって作っているドラマということで、スケールがデカいのはもちろんのこと、細部に至るまで制作陣の力の入れようが伺えるでしょう。

 

何にしろお金がめっちゃかかっているので、単純に観ていて爽快感を覚える。

 

エログロ満載

 

GOTを語るうえで外せないのがエログロシーンの多さでしょう。

 

GOTでは度々人が刺されて絶命するシーンが出てきますし(しかもリアルな描写で)、乳首モロだしの女性も登場します。日本では即規制されるレベル。

 

僕は見始めた当初その手の作品なのかと疑ってしまいましたが、見続けていくとこれらのシーンが作品の時代の空気感を演出するためのものであると気づきました。

 

要するに物語の舞台であるウェスタロス(大陸の名)の文化様式や時代感を表現するための手段なのだと。

 

だからエロもグロも単純に視聴者に刺激を与えるためのシーンではなく、リアリティーを追求した結果の演出なのだと思います。

 

ただ、日本人にとっては刺激の強いシーンであることに変わりないので、そういったシーンが苦手な方にはおすすめできません。

 

人間の醜い所がちゃんと描かれている

 

これもリアリティの追及なのかもしれませんが、GOTでは人間の持っている醜悪な一面をちゃんと表現しています。中でも登場人物の一人であるラムジーは一貫して性格がひねくれまくっていて、嫌いなキャラに選ぶ人も多いはず。

 

彼が行ってきた悪行の数々についてはここでは割愛させていただきますが(胸糞なのでw)、GOTでは考え方が歪んだ人物や功利主義者が多く登場します。

 

他人を出し抜くことばかり考えている人物もいれば、賢さを武器に政治を行う人物もいる。嫉妬に駆られ身を亡ぼす人もいれば、素行が悪いだけのやつもいる。リアルな人間描写で、共感する人も少なくないでしょう。

 

いわゆる勧善懲悪的な人間もいるにはいますが、考えが甘いとされウェスタロスの世界からはすぐに退場させられる。

 

この現実主義的な作風は万人に受けるものではありませんが、好きな人はとことん好きになることかと。

 

キャラが魅力的

 

キャラ立ちしているキャラが多い、ということもGOTの魅力の一つでしょう。

 

どのキャラを取ってみても個性が粒立って存在感を放っている。主要家系の人物はもちろんのこと、家臣や奴隷に至るまでキャラがしっかり立っています。

 

先ほども書いた通り、GOTは細部までこだわって作られた作品なので、キャラ作りに関しても力を入れていることは簡単に推測でき、手を抜いてないのが分かりますね。

 

そして、数多くいる魅力的なキャラの中でもファンに特に人気なのが、デナーリス(主要家系の内の1家ターガリエン家の生き残り)、ティリオン(主要家系の内の1家ラニスター家の一人)、ジョンスノウ(主要家系の内の1家スターク家の落とし子)、ブロン(傭兵)、アリア(スターク家の一人)、カール・ドロゴ(ドスラク人の長)辺りかと。

 

ちなみに、僕はアリアがキャラとしては一番好き。

 

少女でありながら男勝りな言動と、切れ者な一面。若干ニヒルな考え方をするところがいい。また彼女は作中で最も成長した人物の一人なので、観ていて単純に楽しい。

 

とまぁ、個人的な話をして恐縮ですが、まだ観たことがないという方もこの辺のキャラに注目しながら観るとより楽しめると思います。

 

主要キャラがあっさり亡くなるので、観ていてハラハラする

 

前項ではキャラが魅力的だということを説明しました。本項で説明するのは、そんな魅力的なキャラでもあっさり死ぬということ。

 

GOTでは人気を博していようがいまいが、不要になったキャラはあっさりと死んでいきます。あまりにもあっさり殺されるので、「え、嘘だろ?」って頭が一瞬真っ白になるほど。それくらい主要キャラが次々に死んでいくため、観ている方は毎回気が気ではありません。

 

いつ自分の好きなキャラが死ぬのか分からず、ハラハラするし、作品にのめり込んでいく。

 

それに、視点が一人(1家)に定まっていないので、次に誰が死ぬのか予想すらつけさせてくれない。

 

しかし、このハラハラ感と演出により、観ている人間は画面にくぎ付けになる。エンターテイメントの常套手段である人の死を、これでもかというくらい詰め込んだこの手法も、本作の魅力の一つでしょう。

 

魔王ありドラゴンあり死人ありだが、決して安っぽくなっていない

 

大きく括ればSFファンタジーということで、作中ではドラゴンや魔法、死人がちょくちょく出てきます。

 

こう言うと、「なんだがっつりSFなのか。興味ないな」と思われるかもしれませんが、ドラゴンも魔法も決して万能な存在などではなく、物語を構成する1つの要素に過ぎません。それにそれらの使い方にしても非常に工夫されていて(ドラゴンを出すタイミングとか魔法に制限があるところとか)、安っぽい仕上がりになっていない。

 

あくまで本作は人間を描いた作品です。人間が持つ色んな面を、様々な状況を足がかりに描いている作品。

 

ですから、観る前にSF作品という先入観を持ってしまうのは非常にもったいないかなと。(別にSFを批判しているわけではない)

 

シーズンごとの感想

 

以下では、ネタばれなしでシーズンごとに感じたことを簡単にまとめてみます。

 

シーズン1

登場人物の多さ、説明の少なさにより誰が誰なのか全く分からない。また聞き馴染みのない単語ばかり出てくるので、ストーリーの流れすら掴めずシーズン1のラストまで観終わる。この時点では、頭の中が?状態で、傑作か駄作かの判断すらつかない。

ただ、1話の最後のシーンが衝撃的過ぎて、続きが気になった。あと、セットに金をかけているのは見て取れた。

 

シーズン2

徐々にだが、こいつはこの家系の人間で、あいつはあの家系の人間ね、と整理出来てきた。ただ、相変わらず物語がどこに向かって進んでいるのか分からないし、名前も覚えられないし、主要キャラは次々死んでいくしで、作品にイマイチ感情移入することが出来ずにいた。

 

シーズン3

とあるキャラの成長具合が半端じゃなく、そのキャラの活躍シーンでは尋常ではないくらいのカタルシスを感じる。ドーパミン出まくり。(ちなみに穢れなき軍団の回)

 

シーズン3の中盤辺りから相関関係が何となく掴め出し、完全にGOTにハマる。

 

この辺から睡眠時間が減っていく。

 

シーズン4

シーズン4では次世代への転換期とでも言うのか、視点が古い世代から若い世代へ移り変わっていく。そのため、相関関係を若干見失った。

 

しかし相変わらず物語に引き込まれていたため楽しめた。にしてもあの家系が不憫でならない。

 

寝不足により仕事で単純なミスが出始めたのはこの頃から。

 

シーズン5・シーズン6

この辺に来てようやく、物語が1つのゴールへと向かっていると分かる。

 

それに伴い、今まで起きた出来事の一つ一つがちゃんと伏線として機能していたことに気づく。あの人の死も、あの事件も全てはこのためだったのかと理解する。

そんなストーリーの張り巡らせ方に思わず、「すげぇ」と言わずにはいられない。

 

上司に怒られそうになる。

 

シーズン7

シーズン7はラストに向けての準備段階と言える。

 

公式発表にあるように、GOTはシーズン8で終了となるので、シーズン7はそのための準備である。にもかかわらず、相変わらず面白い展開が用意されているため一気見してしまった。

 

上司に怒られそうになるも、何とか持ちこたえたる。危ないところである。

 

 

 

こんな感じですw

 

 上記に書いた通り、シーズン1とシーズン2ではまだ完全に作品に入り込めていませんが、シーズン3まで見れば関係性とかストーリーの本筋とかを理解してくるはず。

 

とにかく、シーズン3まで我慢できるかどうかがポイントになるのかなと。

 

 

シーズン8からはどうなるか?予想してみる(ネタばれあり)

 

※ここからはネタバレありです。注意してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シーズン7でようやく主要な家系が手を結ぶことになりました。形だけの協力関係とはいえ、死者が迫りきている現状、シーズン8で完全終了ということを踏まえると、おそらく人類vs死者の構図で物語は進んでいくでしょう。

 

ということで、シーズン8の大半は総力戦をメインに描くことが予測されます。

 

まぁ最終的には人類が勝つのでしょうけど、誰が戦死し誰が生き残るかは全く予想がつきません。その辺がS8の見所。

 

オーソドックスに行くのならデナーリスとスノウが生き残り、新王国を作るみたいなシナリオになる。そうなればサーセーは不要なので物語から退場するか、決戦を通して改心するかのどちらかになりそうです。

 

これが一番本命の終わり方。

 

ですがGOTファンなら承知の通り、予想通りに事が進まないのがこの作品です。原作を見ていないので何とも言えませんが、壮大で想定外のラストが待ち受けているだろうことは期待できます。

 

シーズン8は2019年公開ということで、続きを見れるのはしばらく先になりそう。長期にわたって人気を博してきた物語の最後だけに楽しみは一入。ゆっくり待ちますかね。

 

お気に入りのシーン(ネタばれあり)

 

好きなシーンも紹介。

 

S1 1話:ブランがジェイミーに突き落とされる

 

ここからすべてが始まる

 

S1 4話:ジョンスノウとサムウェルの打ち明け話

 

ほっこりするシーン

 

S3 4話:デナーリスが奴隷を解放するシーン

 

ドラゴンの母かっこよすぎ

 

S4 2話:ジェフリー王の死

 

青い顔・・・

 

S5 9話

 

ドラゴンかっこよすぎ

 

S7 4話:アリアとブライエニーの手合わせ

 

アリアの修行の成果が見えたシーン

 

 まとめ

 

海外ドラマってレベル高いっすね。正直舐めていました。

 

中でもゲームオブスローンズは世界中でファンを獲得していますし、芸能人でも好きな人が多いそう。確かに日本のドラマとはまた違った面白さがあって、ハマる理由が分かったような気がしました。

 

正直これからGOTを一から見れる人が羨ましくてしょうがありませんが、初見の方は是非お楽しみください。きっと睡眠時間が削られることでしょうw

 

単純ミスにはお気を付けを。

 

追記:見始める前に僕自身知っておきたかったなと思ったことをここに書きました。興味がある方はどうぞ

 

www.underground-mogura.com