MENU

仕事が暇で辛すぎワロタ

2chみたいなタイトルで申し訳ない、もぐらです。念の為言っておきますが、これはスレでもなければまとめサイトでもありません。ただの個人ブログです。
 
 
いやぁ、それにしても、会社に行っても仕事がなくて困ってますw
 
 
仕事が暇だなんて、ブラック企業に勤務なさっている方からすれば「そんなの悩みのうちに入らねえだろ」とツッコまれそうですが、暇というのも案外辛いものです。いや、案外どころの騒ぎではないかもしれない。なぜなら精神的におかしくなりそうなくらい辛いからね。
 
というわけで今回は、仕事が暇だという愚痴を永遠こぼそうと思います。中には共感してくれる人もいると思ってるので、僕としてはその人たちに届いてくれればいいかなと。
 

仕事が暇なのもつらいのよ

僕は以前に残業過多な職場で働いていたことがあります。その職場は、毎日2時間残業+休日出勤ありという、ブラック企業と呼んでもらっても差し支えないほど拘束時間の長い会社でした。
 
そしてもちろん、そんな職場で働くのは辛いことこの上なかった。
 
毎日家に帰ってから何もする気になれないし、自分のために使える時間はないしで、生きる意味を完全に見失っていました。
 
その結果、僕はその会社を半年もしないうちに辞めました。
 
 
だから仕事が忙しいのがどんなに辛いのか、少なからず分かっているつもりです。
 
 
そんな僕からみても、仕事が暇というのは忙しい時と比べて引けを取らず、辛い。両極端を経験してみて分かったけど、種類の違う辛さがあります。
 
 
どんな違いがあるかっていうと、忙しいときは肉体的に苦痛で、暇なときは精神的に苦痛なのです。もちろん職種によりますけど
 
人間は精神的にじわじわ来る種類の苦痛に弱い。
 
拷問を例にとってみても、肉体に痛みを与えるよりも精神的に追い詰めた方が人は参ってしまう。それに肉体はあるレベルを超えるとそれ以上の苦しみを感じなくなりますが、精神は限界を超えると崩壊してしまう。
 
仕事が暇のはこの状態に近い気がします。まさに精神が壊れそうになるんです。
 
どんなに説明してみてもこればかりは経験した人にしか分からないでしょうが、一応下記に、仕事が暇すぎるときの精神的な苦痛がどんなものなのか掘り下げて述べていくことにします。
 

何をして時間を潰そうか考えること自体が苦痛

出社してまず始めに考えること。それは今日1日何しよっか?ということ
 
何をして時間を潰そうか?掃除でもしようか?作業を丁寧にこなそうか?こんな風に無駄だと分かっている作業を朝一で捻出していかなければいけません。
 
仕事が暇な人間の1日はこうして始まります。
 
とはいえあまりにも暇が過ぎると、作業対時間の限界がきてしまう。やることはなくなり、茫然自失モードに突入する。
 
 
とはいえただ茫然自失しているだけじゃ忍びないので、無理くり何かやっていますよアピールが始まる。
 
ここからが地獄のショータイムです。
 
主に仕事が忙しい人に向けて、「こっちもちゃんと仕事しているんですよ」とアピールしなくてはならず気が休まりません。この時の感覚を言葉にするのは非常に難しいですが、一言で言うなら、気まずくていてもたってもいられなくなる感じ。
 
加えて、無意味なことを誰かの目を気にしながらするっていうのは意外と精神的に堪えるし、何より自分が存在しているのかどうかすら疑わしくもなります。
 
で、この段階が悪化すると、終いには同じことを何回もループしだす。末期っすね。
 
掃除ならすでに箒で掃いた場所をもう1度キレイにし始めるし、作業ならこれでもかってくらい見直しをし出します。
 
そして、この時も次は何しようかってことを同時に考えてないといけない。
 
今やっている作業が終わるとまたしても暇になってしまうので、無理やり苦肉の策をこしらえるのです。なぜかは知らないけれど、このくらいになると、どうでもいい仕事でも見つかると嬉しくてたまらなくなってくるから不思議です。それくらい感覚がおかしくなっているということなのかもしれない。
 
ここまで書いてもまだピンと来ない人がいるかもしれないので、ここで余談ではりますが、何もしないことによって生じるストレスがどれほどのものか補足させてもらいましょう。
 
とある実験?の話
・何もしないという仕事
 
主催者は高額の賃金を出す代わりに、一日何もしないでくれという条件で労働者を募集した。
 
集められた学生は「これは楽勝!」といって、バイトに意気揚々と参加した。しかし蓋を開けてみると、学生たちは日柄何もせずに過ごすことが苦痛になって、ほとんどの者が3日と持たずリタイヤしていった。中には1か月続けた強者もいたが、最終的には知能は低下し、幻覚まで見るようになったという。
 
といった実験があります。
 
これも暇がもたらした悪影響といえるのではなでしょうか。確かに僕も実感として、仕事が暇すぎてアホになるんじゃないかと恐怖を感じています。何もしないということは思いのほか難しいことなのかもしれない。
 
さらにもう一つのケースを紹介。
 
こちらは暇とは直接関係ないしあまりにも有名な話なのですけど、無意味なことをさせられると人間は参るという一つの証明として紹介させてもらいます。
 
・囚人にとってつらい労働とは
 
囚人にとって一番つらい労働とは何か?という話で、それは、何もないところに穴を掘らせて、掘ったら今度はその穴を埋めさせるという行為を繰り返させるということらしい。
 
意味を見出せないことを看守がよしというまで(いつ終わるか分からないのがミソ)続けるという労働で、ナチスドイツが囚人に自ら命を絶たすためにやっていた実験なのだとかなんとか。
 
これは想像するだけで気がどうかしてしまいそう。いかに人間が無意味なことをしたがらないかが分かるでしょう。
 
というわけで以上を踏まえると、程度の差こそあるにせよ、何をして時間を潰そうか考えながら仕事をするというのは、二種類の辛さがあるということがお分かりだと思います。
 
要するに、暇による苦痛と無意味なことをすることによる苦痛が伴っているのです。
 

時間がもったいない

時間が経つのが遅いのもさることながら、時間を無駄に浪費している感も暇な職場ではあります。
 
何かしていないと、時間を無駄にしていることに対して焦燥感が生まれるし、この間にあれが出来たのになあという後悔も生まれる。個人的にはこのダメージが最もデカいです。
 
しかも大半の職場では、空いた時間を使って何かをするということはご法度みたいな空気があるので、結局上記で書いたように無理に仕事を捻出させなくてはいけなくなる。
 
こんなの忙しくて目が回りそうな職場にいる人からしたら、羨ましい限りではないかと。
 
 
ですが、それは大きな勘違いです。
 
 
暇な職場にいると、まるで時間をドブに捨てているような感覚を味わうことになるのです。どちらが辛いとかじゃなく、やはりほどほどな職場が一番なんだろうなと思いますね。
 

最後に

誰か仕事をください