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初めての1人暮らしや賃貸契約で抑えておきたいポイントや気を付けておいた方がいいことまとめ

 

24歳で初めて1人暮らしを始めました。もぐらです。

 

というわけで、1人暮らしを始めるにあたって諸々の手続きなり契約なりをしてきたわけですけど、ぶっちゃけると超面倒くさかった(笑)

 

特に賃貸契約は役所から必要書類をもらってこなければいけなかったり、家主さんからの審査を通過させなければいけなかったり、やることが多くて最も手こずったように思います。

 

それでも何とかクリア出来たっちゃ出来たので今回は、初めて1人暮らしをするという人に向けて抑えておきたいポイントとか気を付けておきたいこととか色々書いていきます。

 

ここを抑えておけば比較的諸々の工程が楽になるかなというポイントを紹介するので是非参考にしてみて下さい。

 

 

役所編

 

賃貸物件を契約する際には、各物件が提示する必要書類を提出しなければいけませんよね。書類を提出することで「自分は信用できる人間だ」ということを証明しなければ物件を借りることが出来ないからです。

 

一般的に必要となる書類はいくつかありますが、各物件によって提出を求められる書類は異なります。また必要書類を役所に取りに行く際もあらかじめ計画を立てた上で取得した方が何かと効率的です。

 

それらのポイントについては以下で解説していきましょう。

 

必要書類の話

 

まず基本的に賃貸契約や住所変更などで必要になる書類はいくつかあって、

 

・住民票

 

・印鑑証明書

 

・源泉徴収票もしくは確定申告(これは会社から受け取るので厳密には役所ではない)

 

・転居届、転出届、転入届

 

辺りが一般的に必要になる書類だと思います。

 

ちなみに僕の場合は賃料が安い物件を借りたため上記の書類はほぼ必要なかったですが(保証人のは必要だった)、審査が厳しい物件を借りる場合などは本人書類だけに留まらず、保証人の書類まで用意しなければいけないこともあります。

 

また、賃貸契約とは別に転居届を提出する義務がありますから、計画性を以て諸々の書類を用意していくのが無駄がなくていいと思います。

 

取得するのに最適な時期

 

今回僕は人生で初めて賃貸物件を借りて引っ越しをしたわけですけど、今回の引越しを通して後悔していることの1つに、書類を取得する時期を完全に見誤ってしまったという後悔があります。

 

その結果無為に時間を潰してしまったし、無駄な作業が増えました。

 

ではなぜそうなってしまったかといえば、僕が書類を取りにいく時期を早くに設定してしまっていたからなんですね。

 

本来なら契約を進めつつ借りる予定の物件で必要になる書類を確認してから役所に行くのが無駄がなくていいのですが、僕は「先に全書類を取得しておけば後で楽だろう」と安易に考えてそう動いた結果、本当に必要な書類(保証人の)が抜け落ちていて役所に何度も通わなければいけなくなりました。

 

結局何が言いたいのかというと、役所に書類を取りに行くのは申し込みをして大家さんの許可が下りた段階で行くのが1番効率がいいということです。

 

流れとしてはこんな感じがいいのかなと思いますね(あくまでも個人的な意見)。

 

役所1回目:転居届・転出届をもらいにいく。この時点で印鑑登録をしていないのならしておくのもいいかもしれない。

 

役所2回目:申し込みが済んで契約書をもらった段階で、必要書類が提示されると思うのでそれらをもらいに行く。そのついでに転出届を提出。

 

という感じです。ただまぁそうは言ったものの、人によっては仕事との兼ね合いや移住する地域の距離などによってスケジュールの組み方は違ってくると思うんで、参考程度にしかならないとは思いますが、これだと2回役所に行けば済むので効率はいいと思います。

 

ちなみに今回の引越しで僕は4回も役所に通いました。2回分無駄足です(笑)

 

不動産仲介業者編

 

賃貸物件を探したり契約したりする際に、大体の方は不動産仲介業者を利用すると思いますし、僕も実際に利用しました。

 

不動産仲介業者は物件の貸し主である大家さんと借主である契約者を仲介する業者で、利用すると仲介手数料は取られるものの、スムーズに部屋探しを進めることが可能になります。

 

ついでに言うと仲介業者を使わずに大家さんと直接交渉するという手もありますが、初めての方は仲介業者を間に挟んだ方が無難な気がします。

 

一応僕も初期費用を出来る限り抑えたかったのでその手も考えたのですが、調べてみると色々と手続きが面倒くさかったり、トラブルが起きた時の中継役がいなかったりと賃貸契約に慣れていない人間からすれば不安定要素が多かったためあえなく断念しました。

 

それでも直接契約したいという方は試しにやってみるのも面白いかもしれませんが、確実に物件を探すなら仲介業者を頼った方がいいと思います。

 

不動産仲介業者の選び方

 

不動産業者を使って契約を進めることにしたとします。しかし、不動産業者は世の中にたくさんあるのでどこがいいのかよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、僕の経験から不動産仲介業者を選ぶコツみたいなものをお話しさせてください。

 

今回の契約で僕は計5社の不動産仲介業者を利用しました。全部大手で誰しも1度は聞いたことのある企業だと思います。

 

まぁ普通は面倒なので5社も6社も股にかける必要はないと思いますが、僕自身単純に不動産仲介業に興味があったし不動産業界の話を聞きたかったので利用した感じです。ただ必然的に4社とは契約出来ないですから迷惑な客だったと思います。冷やかしみたいなもんだしw

 

で、5社と関わってきて1つ分かったのは、各不動産仲介業者に大した違いははなく、それよりもよっぽど担当者の質が重要だってこと。

 

これにはちゃんとした理由があります。

 

聞いた話だと、不動産仲介業者が取り扱っている物件は実は1つのデータベースみたいなもので管理していて(確かレインズだった)、大体どこも同じような物件を取り揃えているという裏側があるそうです。なので良い物件も悪い物件も含め、業者間で同じデータを管理しているということになり、そうなってくると純粋にどこの業者を選んでも求めている物件にたどり着けることになりますよね。

 

ですから、不動産仲介業者が取り扱ってる物件そのものに優劣はありません。基本的に「ここはいい物件があるけど、あそこはない」みたいなことはないわけです。※大手に限った話

 

ではどこで仲介業者を見ればいいかというと、担当者を見ればいいと個人的には思ってます。付いてくれた担当者が親身になって一緒に部屋を探してくれるかどうかみたいな部分で判断するとよいのではないかと。

 

逆に「あっ、この人契約を取る事しか考えていない」と感じる担当者なら、契約時の値引き交渉をしてくれない可能性がありますし、入居した後トラブルに対処してくれるのかなどいろいろと不安が残ります。

 

だから少しでも後悔しない業者を選びたいなら、担当者の人柄を参考に選ぶといいと思いますね。

 

千三つ屋

 

余談ですが、不動産業に携わる人たちのことを千三つ屋というのをご存知ですか?

 

千三つ屋とは、1000あるうちの3つしか本当のことを言わない嘘ばかりつく人達のことを揶揄した言葉です。

 

すでに死語みたいなものですけど、この言葉ほど不動産仲介業者をうまく言い表す言葉はないんじゃないかと納得するほど言い当てて妙な通称だと思います。

 

それでいうと僕が関わった業者さんも非常に口が上手く、物件のいい所ばかり褒めて、悪いところは平気で隠すなんてことはザラでした。

 

この傾向は少なからずどこにいってもさもありなんって感じだったので、これから不動産仲介業者と関係を持つ方は一応念頭に置いておいた方がいい気がします。

 

そしてそんな中でも自分の要望を聞いてくれ、かつそれに合った物件を探してくれる担当者がいれば信用できる業者さんだと判断してもいいかもしれませんね。

 

おとり物件には気を付けよう

 

不動産仲介業者に関してもう一つだけ。業者がネットや店頭に提示しているおすすめの物件があると思うのですが、その中のいくつかはおとり物件といわれる物件なので注意が必要。

 

募集をかけているにも関わらず実際に問い合わせてみると空きがなかった。こういう物件のことをおとり物件といって、魅力的な物件をおとりとして使い、借主を店舗に誘い出して他物件で契約させるのが狙いとしてあります。

 

店舗に行って「○○という物件を見せて欲しいです」といった後、「ああ、その物件はつい最近契約が決まりました」という風に言われたらそれはおとり物件だったと判断して構わないでしょう。

 

もし気に入った物件がおとりかどうか確かめたいのなら電話で聞くのが1番早いです。

 

まんまとおとりに騙されて理想とかけ離れた物件を掴まされて後悔しないようくれぐれもご注意を。

 

内見編

内見でチェックしておきたいポイント

 

不動産仲介業者と物件探しの段に入れば、次は内見ですよね。内見しないでも契約は出来ますが、よほどの事情(金銭的、時間的な余裕がないなど)がある場合を除き下見で部屋を見といた方が後々後悔せずに済みます。

 

そんな内見で気を付けたい僕の考えるポイントは3つです。

 

1. 周辺にスーパーやコンビニがあるか

 

近所にスーパーやコンビニがあるかどうかは確認しておいた方がいいでしょうね。地図で見たら近くにあったのに、実際に現地に行ってみると結構距離があった。そういう部分に気づけるのも実際に現地に赴くからこそ。

 

また、住み始めてからの交通手段等も確認しておくといいと思います。

 

2.臭いや騒音がしないか

 

「内見してみたら部屋の臭いが気になった」「この周辺夜うるさそうだな」みたいなことも内見のついでに確認しておきたいところ。

 

臭いに関してはドブ?用水路?が近くにあると夏に酷くなる可能性があります。騒音に関しては24時間営業のお店とかコンビニが隣接していると深夜に悩まされる可能性も高くなるでしょう。

 

一応チェックしておいた方がいいかも。

 

3.セキュリティ面

 

女性の方などは特に、借りるマンションのセキュリティがしっかりしているか事前に確認しておくと安心です。

 

オートロックを謳ってはいるが簡単に侵入されやすそうな構造、人通りの少ない位置に建っているマンションなどはセキュリティの面から言ってもイマイチでしょうから、チェックしておいた方が良さそうですね。

 

あとセキュリティチェックに加え、借りる部屋が事故物件かどうか気になるという方は聞いてみてもいいかもしれません。

 

たとえセキュリティが万全なマンションを借りれて外からの侵入者を防げたとしても、案外侵入者はすでに部屋の中にいた。なんてことになったら嫌ですしね。

 

冗談冗談w

 

契約編

 

内見が済んで物件が気に入ればいよいよ契約に入ります。担当してもらっている仲介業者に申し込みをして大家さんからの審査に通れば重要事項の説明、そして最後に本契約という流れです。

 

ここでもポイントがあるので見ていきます。

 

重要事項はしっかり目を通す

 

後々揉めないように重要事項説明書はしっかりと目を通しましょう。

 

とりわけ大事なのが特約の項で、退去時に請求されるお金のこと(ある場合とない場合がある)や違約金についてのことがここに書かれています。

 

特に初めての1人暮らしとなると「よく分からん」といってあまり確認せずにサインしてしまうかもしれないですが、最終的に損をするのは自分ですから気を付けておきたいところかなと。

 

ちなみに偉そうに言っている僕も特約はあまり気にせずサインしてしまいました。まぁ正確には他の物件を探す余裕がなく渋々サインせざるを得なかったといった方が正しいけど。

 

その結果退去時にいくらかのお金を請求されることに。

 

てことがあったので言えるのですが、皆さんも僕のように後悔しないためにも重要事項の確認をお忘れなく。

 

余裕をもって引越そう

 

というわけで、初めての1人暮らしで抑えておきたいポイントや気を付けておきたいことは以上となります。

 

ここまで書いてきて最後に僕が言えるのは、引越しをするなら余裕があるときじゃないと失敗する確率が高かくなるよってことですかね。

 

もちろんできるだけ手間をかけずに引越そうと思えばできるでしょうが、引越したあとそれから何か月もしくは何年もそこに住み続けることを考えると、最初に手間をかけておいた方がトータルで見たら楽ですからね。そう考えれば余裕をもって引越しを進められることをお勧めしときます。

 

というわけで参考になったかどうかは分かりませんが、今回はここまでということで。