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漫画カイジに出てくる名言に「うんうん」つってただ共感していくだけの記事

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説明するまでもありませんけど、カイジって面白いですよね。

 

うだつの上がらない無頼漢が“ここぞ!”って時に圧倒的な勝利を収める

日本人が好む爽快感MAX、脳汁ブッシャーの大逆転劇、それがカイジです。

 

そしてそんな本作の魅力の1つが、キャラクターが作中で発する真理を突いた発言の数々。

綺麗ごと抜きのリアルな名言は、読者の危機感を煽るとともに、やる気を駆り立ててくれる秀逸なものが多い。

今回は、そんな人気漫画カイジの中で登場する名言を紹介しつつ、管理人がただただ共感を示していきます。

ではさっそく紹介を始めていきましょう。

 

カイジの名言集10選

自分を疑え!常に思考しろ!

理論がいったん正しいとなると人は・・・ とたんに疑わなくなる・・・・
まして
その理で勝ってきたとなればなおさらだ・・・・・・・・!byカイジ

希望の船“エスポワール”の限定じゃんけんにて、カイジが対戦相手に対して放った言葉。

その対戦相手というのが手持ちカードを公平に残しておくというバランス理論を基に戦うタイプなのですが、カイジは相手のそのバランス感覚の隙をうまく突いて勝利します。

 

この言葉から学べるのは、「自分の中の勝ちパターンは絶対不変の法則ではない。むしろ状況が変われば足かせになることだってある。だから思考停止するな」ということではないでしょうか。

 

凝り固まった頭をほぐしてくれる名言だと思います。

 

努力の大切さが身に染みてわかる!

必死に勉強したわけでもなく、懸命に働いたわけでもない............何も築かず、何も耐えず、何も乗り越えず........ただダラダラと過ごし、やったことと言えばほんの十数分の余興....なめるなっ....!

 by利根川

鉄骨渡り(前座)を渡り切ったのに賞金をもらえず文句を垂れるレース参加者に利根川が言った言葉。

参加者の甘い認識を一気に吹き飛ばすのに十分な名言です。

 

いやホント、こういう綺麗ごと抜きで世の中の真理を読者に伝えようとする作者の姿勢は好感が持てますね。

否が応でも「努力しなければ」という気にさせてくれます。

 

金は命との等価交換

金は命より重いっ・・・・・!!
そこの認識をごまかす輩は
生涯地を這う・・・・・!

by利根川

鉄骨渡り(ブレイブメンロード)にて利根川が参加者に対して放った一言。

カイジの中でも1.2を争うほど有名なんでご存知の方も多いでしょう。

 

ただマジなこと言うと、これについては普通に命の方が大切です(笑)

死んだら何もできませんし、お金より大切なことも世の中にはあります。

 

でもこの言葉が伝えたいのはそんなことではなく、「生きていく上ではどうやったってお金がいるし、お金があれば叶えられることもたくさんある。だからお金の価値を甘く見積もるな」ってことであり、「そこの認識をごまかすと世の中生きて行きづらいぜ」ってことなのでしょう。

非常に重みのある名言です。

 

決断を先延ばしにするな!

世間はお前らの母親ではないっ…!おまえらクズの決心をいつまでも待ったりはせん

 by利根川

こちらも鉄骨渡り(ブレイブメンロード)にてなかなか参加を表明しない債務者に対して利根川大先生が放ったお言葉。

 

特に前半の「世間はお前の母親ではない!」って台詞は、目の覚めるような強烈なパワーワードですよね。

ちなみに私がまだ20歳くらいで社会人になりたてだった頃、これと似たような言葉を上司から頂戴したことがあります。

正確には「職場は学校じゃねぇんだぞ」でしたが、今考えると確かに自分の中に甘えがあったのでしょう。

そういう意味では個人的にも思い入れのある名言です。冷や汗が...^^;

 

他人は他人を救わない

折れた足をいじられると彼は痛いが…わしは痛まない…!カイジくんも痛くはなかろう

 by兵藤会長

鉄骨渡り(前座)で落ちて足の骨を折った参加者を、杖でこずきながら兵藤会長が言った台詞。

これは会長の変態性がモロに表れている台詞ですねぇ。

その変態性は全く理解できませんが、発言には一理あります。

 

考えてみてほしいのは、もし足を折った知り合いを見かけたら、皆さんはどう接するかということ。

おそらく大半の人は建前上「かわいそう」「大丈夫?」と声をかけたりはするでしょう。もしくは事情を聞き出す。

でも、それ以上はしないでしょうし興味を持たない。心配したフリをしながら心の底では別のことを考えています。

なぜなら会長が言うように、自分には関係のないことだからです。

 

これは別に冷たいとか酷いとかって話ではなく、みな基本的に自分のことにしか興味を持てないのです。

 

そしてだからこそ他人に期待するだけ無駄だし、自己責任のもと生きて行かなければいけない。

 

兵藤会長の言葉は、人間心理をズバッと言い表した建前ゼロの名言だと思います。

 

明日やろうは馬鹿野郎

明日からがんばるんじゃない…今日…今日だけがんばるんだっ…!今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!

 by班長

地下強制施設にて自堕落なカイジを遠巻きに見ながら班長が言った捨て台詞。

自堕落に生きる全ての人間を一蹴するかのような、なんとも残酷な言葉です。

とはいえ、明日からやるなんて言葉ほど信用できないものもないし、そのマインドでは何も達成できないのも事実。

 

たとえそれを言ったのが、自身も借金を作って地下に堕ちた班長だとしても認めざるを得ません(苦笑)

 

勝つべくして勝つ!

奇跡なんて望むな!「勝つ」ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!勝つべくして勝つ…!

byカイジ

沼編でカイジが発した言葉。

 

運否天賦で勝てるほどギャンブル(人生)は甘くないとこの言葉は教えてくれます。

もちろん運が良くて勝つことも時にはあるでしょうけど、長い人生において運だけで勝ち続けるのは不可能。

地道な努力だったり、優れた戦略経験などがあって、勝率を上げることが出来ます。また勝つべくして勝つ!という覚悟そのものも必要となるでしょう。

 

総じて、勝者になるために必要な心構えがこの名言には詰まっている気がします。

 

肝心なのは全部自分!

他人なんか関係ねえんだよ…!オレだっ…!オレだっ…!オレなんだっ…!肝心なのはいつも…!オレがやると決めてやる…ただそれだけだっ…!

 byカイジ

限定じゃんけんにて北見という敵キャラと対戦した際、北見を応援するギャラリーの声が多数を占め、四面楚歌な状態に置かれたときにカイジが放った言葉。

教訓は説明するまでもなく、「他人の意見なんて自分には関係ない。大切なのは自分で決めたことをやるだけ」ってこと。

 

非常に勇気づけられる言葉ですね。

他人の声に左右されない芯の強さを感じさせられて、ベスト3に入るくらい私はこの名言が好きです。

 

すべてを捻じ伏せろ!

たとえどんなに...不運...不幸...不ヅキに見舞われようと...

オレは決して諦めない....!捻じ伏せる...!

最悪の運命...境遇...ありとあらゆる障害...

不平...不正

すべてを捻じ伏せ......

オレは勝つ......!

人喰いパチンコ沼編で、沼と対峙したカイジが自らの力で勝利をもぎ取る瞬間に発した言葉。

作中に登場する数々の名シーンの中でも群を抜いてカッコいいです。

 

これを聞くとカイジの真っすぐな意気込みが感じられて胸が熱くなると同時に、

逆境に強い人間でありたい...そう思わせてくれます。

 

弱肉強食!世の中は競争

金や物、人やチャンス、ポスト、人脈、なんだってそうだ………この世のすべてが有限である以上、奪い合いは当然…ボサーッとしてたら、みんな奪われる……失うだけだ、何も得られないっ………!

 byカイジ

鉄骨渡り(前座)競技中にて、前を走る参加者を押さなければ自分が押されてしまう状況に陥ったときのカイジの台詞。

一応カイジはこうは言いつつも、「押さなきゃ押されるとしても押さない」という自分の信念に従って前にいる参加者を押すことはありませんでした。

 

ただどちらにしろこの台詞自体、資本主義社会のもつ熾烈な一面を的確に言い表した素晴らしいものです。

この言葉から学べる教訓は、「社会の本質が競争である以上、譲り合いなんて甘っちょろいこと言ってないで、何が何でも勝ちに行け。さもなければ奪われるのは必定」ということでしょう。

受験にしろ、恋愛にしろ、会社のポスト争いにしろ、世の中は競争で溢れています。勝つ人間がいれば、負ける人間だっている。

この名言は、そんな弱肉強食な現代社会を生き抜くうえで重要かつ根本的な考え方になるでしょう。

 

カイジは資本主義社会の“バイブル”

カイジの名言はいつ見ても勇気をもらえるものばかりですね~。

 

カイジほど資本主義社会を生きる人間に進むべき道しるべを示してくれる作品はないんじゃないかという気さえします。

私の中では完全にバイブル的な存在。生存本能を刺激し、生きる活力を与えてくれる漫画です。

てことでやっぱりカイジは最高だ!