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メタ認知を学ぶのにおすすめな本をまとめてみました

 

どうも、もぐらです。

 

今回はメタ認知について書かれている本、主に認知について書かれている本を紹介していきます。

 

「わかる」とはどういうことか

 

 

本書は、「人間がわかったと認識する構造は一体どうなっているのだろう?」という人類の謎に真っ向から立ち向かい、解き明かそうと試みた良書です。

 

著者は、人が「わかった」「わからない」「腑に落ちた」と認識するメカニズムを、どういった場面で、何が作用して、どういう時に感じるのかを詳細に記しており、「わかる」とはどういうことかという問いにちゃんと答えている。

 

正確にはメタ認知について書かれた書籍ではないのですが、人間の認知過程を取り扱った本なのでメタ認知と重なり合う部分は多々あり、参考に出来る箇所は多いと思います。

 

あと単純に名著でもあるので、普通に読み物として読んだとしても面白いです。

 

メタ思考トレーニング

 

 

メタ思考とはメタの次元で考えを巡らせること。

 

本書は、そのメタ思考を習得するトレーニング法を紹介した本です。本書によれば、メタ思考を身につけるための有効な手段として、Why型思考とアナロジー(類推)思考の二つを推奨しています。

 

ライトな読み口でありつつも本格的な実践法を紹介ている本ですので、メタ認知に興味をもって間もない方なんかに特にオススメ。

 

本書はメタ認知を取り扱った本の中でも、比較的実用性のある書籍だと思います。

 

メタ認知 学習を支える高次認知機能

 

 

メタ認知は様々な分野で関心を持たれている概念なのですが、その中でもとりわけ、教育分野での実用が有効だと言われています。

 

そんな中で本書のテーマは、「学習におけるメタ認知の有用性」これ一本に絞って詳しく掘り下げています。

 

メタ認知がいかに学習効率を上げるか、いかに学習の能動性を上げるか、いかに学習力を支えるか、みたいなところをデータや図を元に解説していて、著者の真摯な姿勢だったり本書の説得力だったりに思わず感心してしまいましたね。

 

若干の取っつきにくさはあるものの、メタ認知を深く理解したい。学習効率を上げたい。という方にとっては一読するだけでも価値のある本だと思います。

 

メタ認知 基礎と応用

 

 

先ほどが「学習」という観点からメタ認知を解説しているのに対して、本書は「記憶」という観点からメタ認知の理解を深めてくれます。

 

既知感やTOT状態(忘れていることが喉まで出かかっている状態)、目撃証言など、記憶に関わる部分とメタ認知の関係性を説くのが本書の役割です。

 

また、各章の最後には要約であったり、実践問題だったりが用意されているので、今まで学んできたことを復習しながら次に進めるという、何とも親切な心づかいが施されてもいます。

 

ただやはり学術的ということもあり、難易度の高い本であるということは言っておかなければなりません。

 

まとめ

 

ちょっと少ないですが、おすすめ本の紹介は以上です。

 

メタ認知は十分に研究が進んでいない概念なので関連本自体少ないのも頷けますが、色々読んでみて僕がおススメしたいのはとりあえずこの辺で落ち着きました。

 

興味があるという方は是非。

 

というわけで以上です。

 

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